企業活動を行う上で、パソコンやタブレット、スマートフォンの利用が必須となり、サイバー対策の重要性がますます高まっています。また、個人の場合もセキュリティ対策は重要です。

当事務所は企業法務を専門としていることから、顧問会社にはパソコンやタブレットだけでなく、スマホにも必ずウイルス対策ソフトを入れるように助言しています(ただし、iPhoneは「ウイルスにかからない」を理念として製造されており、その構造を公表していないことからウイルス対策ソフトもありませんが、Androidのスマホにはウイルス対策ソフトをインストールする必要があります)。

また、ウイルス対策ソフトの導入は当然のことながら、基礎知識に基づく対応も重要となります。

1 ウイルス対策ソフト(カスペルスキー及びウイルスバスター)の紹介

まず、ウイルス対策ソフトも様々な種類があり、有料のものからフリーのものまであります。顧客情報等の機密を預かる企業としては、有料ソフトを使用することを強く推奨します。

有料のウイルス対策ソフトで有名なものとして、ウイルスバスター(国内シェアNO.1)やノートン(世界シェアNO.1)がありますが、まずは下記の理由から、「カスペルスキー(Kaspersky)」を紹介します。

カスペルスキーを推奨する理由
①第三者機関(主要3団体)の評価によるセキュリティの高さが最高ランク
②防御力の高さと動作の軽さを兼ね備えている
(第三者機関の評価では、ウイルスバスターやノートンよりセキュリティが高く軽い)
5台版があり、企業がコストを抑えて導入できる
(通常は3台版までしかない)

また、個人の利用に限られますが、10台まで利用できるプレミアライセンス版もあります。

カスペルスキーの性能・料金等の確認やダウンロードは、下記のKaspersky公式サイトから行うことができます。
カスペルスキー セキュリティ

もっとも、ウイルスバスター設定がシンプルで操作しやすいので、パソコン初心者にも使いやすい点が長所です。
国内シェアNO.1で性能も高いので、パソコン操作に自信のない方はウイルスバスターから始めてみるとよいと思います。
ウイルスバスターの性能・料金等の確認やダウンロードは、下記のウイルスバスター公式サイトから行うことができます。
【ウイルスバスタークラウド】

カスペルスキー及びウイルスバスターともに国内ブランドで、かつ、当事務所も双方の使用経験があり、それに基づいて紹介をさせていただいています。

2 サイバー対策の基礎知識

ウイルス対策ソフトを導入したとしても、それにより100%ウイルス感染を防げるわけではありません。よって、性能の良いウイルス対策ソフトを入れているからと安心しすぎず、常に下記の点に注意をする必要があります。
(1)定期的なウイルス対策ソフトのアップデートとウイルスチェック
ウイルス対策ソフトの情報が最新になっているかを確認し、常にアップデートするようにしましょう。また、ウイルスチェックも定期的に行いましょう。
なお、ウイルスバスターやカスペルスキー等のように自動でアップデートされ、定期的にウイルスチェックもされるソフトもありますが、パソコンの起動時間によっては手動で行う必要もあるため、ソフトの利便性に頼りすぎないことが重要です。
(2)不審なサイトは開かない
安全性が確保されていない可能性のある不審なサイトを閲覧することはやめましょう。また、ウイルス対策ソフトの警告にも従いましょう。
(3)メールの閲覧に注意する(特に添付ファイル付)
メールに添付されたファイルにウイルスが仕込まれていることがありますので、心当たりのないメールに添付されたファイルは開かないようにしましょう。また、特定の取引先になりすますメールもありますので、特に添付ファイルを開く際には、メールアドレスを必ず確認し、取引先のものであるかをチェックする必要があります。また、仮にメールアドレスが取引先のものであっても、乗っ取りの可能性もゼロではないので、文面やこれまでのやりとりの流れなども意識して、本当に取引先からの添付ファイルであるかを判断し、不審な場合にはファイルを開く前に取引先に電話をして確認することが求められます。