令和元年11月29日
特定行政書士 安平 一樹
市民法務研究会(千葉県行政書士会千葉支部)において、平成29年2月25日(会場:千葉市民会館)に行政書士を対象として上記タイトルの研修講師を務めましたので、ここにご報告致します。
内容は法定相続人と法定相続分の判断を、当職の実務経験も踏まえて全22のケースを用いて解説するものとなっています。
実務上の基本論点を網羅しつつ、既存の書籍には掲載されていないケースも検討する内容となっています。そのことから、いずれ本講義の内容は電子書籍にして出版する予定です。
さて、本講義のレジュメ作成において参考にした文献を紹介します。
「民法Ⅰ〔第4版〕総則・物権総論」(東京大学出版会)著者:内田貴
「民法Ⅳ〔補訂版〕親族・相続」 同上
法定相続人と法定相続分の判断をする上で、民法の理論的根拠の確認に用いました。なお、改正民法に合わせて、今後、改訂版が出ることが予測されます(本稿の執筆時点においては出版されていません。)。
相続法をケースを用いて理論的に解説する基本書であり、設例を作る際の参考にしました。
「詳解 相続法」(弘文堂) 著者:潮見佳男
「図解民法(親族・相続)〔令和元年版〕」(大蔵財務協会) 田中千草ほか監修
実務に即して、文例や設例を用いて解説している書籍であり、設例を作る際の参考にしました。実務における親族・相続法の理解に苦戦している方におすすめです。