令和2年11月11日
特定行政書士 安平 一樹

昨年9月、千葉県を襲った台風15号の被害は甚大でした。
私も千葉市に事務所を構えていますが、千葉市に上陸した台風15号の最大瞬間風速はすさまじく「雨が横に降っている」のを目の当たりにしました。つまり、木をなぎ倒すほどの強風により、雨が横に流されていたのです。
それによる損壊や停電等、千葉県は大きな打撃を受けました。

そして、千葉県鋸南町では家屋の屋根が壊れ、それをブルーシートで覆うという処置がなされました。現在もまだ、完全な復旧には至っていません。

その様子と千葉テレビが企画した「ブリッジ千葉」の活動が、東京新聞電子版「台風15号で壊れた屋根を守ったブルーシートがトートバッグに再生 千葉で地元還元プロジェクト」(2020年9月15日)で取り上げられていますので紹介します。
東京新聞の記事はこちら

ブリッジ千葉は、鋸南町等で使用され捨てられる予定であったブルーシートをトートバッグにしたもので、その売上の3割を被災地に寄付するという千葉テレビによるプロジェクト。
廃棄予定のブルーシートを千葉テレビが回収し、同社社員により洗浄され、その後のトートバッグ作成から販売まで千葉県内の企業に依頼する「オール千葉」による製造工程となっています(縫製:グロリア株式会社、ロゴプリント:LOVES COMPANY株式会社、タグ付け・包装・発送:ちばぎんハートフル株式会社)。

私もこのプロジェクトに参加すべくブリッジ千葉を購入しました。

綺麗に包装されており、「オール千葉」の努力の結晶であることが感じられます。

まったく同じブルーシートは存在せず、その色が千葉の海を思わせます。

バッグの内側はブルーシートのままではなく、入れた物が痛まないよう柔らかい素材で作られています。

ブリッジ千葉は、下記の公式サイトから購入できます。
https://bridgechiba.com/

なお、千葉県発のファッションブランドであるネクサスセブン(NEXUS7.)でも、同様に被災地のブルーシートを利用したトートバッグを製作し、その売上の一部を被災地に寄付する活動がなされています。
ネクサスセブン公式サイト
http://shop-nexus7vn.com/

1日も早い被災地の復興を心より願っております。

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