2022年5月4日
ビジネス法務エグゼクティブ
(ビジネス実務法務検定1級)
特定行政書士 安平 一樹

2022年5月2日に「事業復活支援金申請の注意点~「不備ループ」に陥らないために~」を書き上げて出版しました。
幸い、発行後すぐに数冊売れており、誰かの役に立てたならそれで十分だと感じています。

一方で、「全申請者に送る必携の書」としていることに偽りはなく、これから事前確認を受ける方、すでに事前確認を受け終わりこれから申請する方、一時・月次支援金の受給歴はあるものの事業復活支援金は慎重に申請したい方、事業復活支援金申請で不備通知が届き再申請を検討している方、すべての申請者に役立つ内容を記すことができたと考えています。
そのため、可能な限り、多くの申請者に活用してもらいたいという思いもあります。

当職は今では支援金の事前確認等の案内を定期的にホームページで更新していますが、もともとはネット集客に力を入れておらず、当職の顧問先やクライアント、そしてその紹介で仕事を受任し事業規模を拡大してきました。
もっとも、ホームページ経由で事前確認の依頼を受け、実際に応対することで大変ありがたいお言葉をいただく機会もあったため、支援金関係が落ち着きましたら、自身の業務案内も更新したいと考えています。
しかし、今は自身の業務案内よりも、困窮する事業者救済の役割を全うすべく、事業復活支援金関連の情報発信に努めます。

その考え方は、事業復活支援金に関する書籍を最初に発行したことにも表れています(当該書籍が、当職が世に出した最初の本となります)。
というのも、当職は法律書の執筆にも力を入れており、実際に千葉県行政書士会内で担当した研修内容に基づき、「行政書士のための改正債権法」の書籍を一時支援金の事前確認開始前に概ね書き終えていました。そこから立て続けに蓄積した研修内容による書籍をリリースする予定でした。
けれども、事前確認や不備ループ対応に想定外に時間を割くこととなり、自身の執筆まで手が回らず、未だに完成・発行はできていません。
この改正債権法も、約120年に1度の民法大改正であり歴史的な法改正となります。そして、改正前から高度な内容まで研修において解説してきた知見に基づき、法律家としての誇りにかけて、可能な限り改正後から時間が経たないうちに発信したかったという思いがありました。

ただ、今は自身のことよりも優先すべきことがあるように感じ、現在まで、一連の支援金対応に取り組んできました。
本来やりたかったことは、本件の完了後、態勢が整ってからやればよいとして、しばらくの間は、事前確認や申請代行の依頼を受けきること、そして、「事業復活支援金申請の注意点~「不備ループ」に陥らないために~」を1人でも多くの申請者に届けることに注力する所存です。

そのため、事業復活支援金に関する対応が終わるまでは、事前確認・申請代行、書籍の案内を定期的に行い、SNSも利用して発信し続けます。
これまで自身の積み重ねてきたことと、様々な方から頂戴した励みになる言葉を力にして、情報の発信をやり遂げたいと考えています。

事業復活支援金の全申請者に送る書籍の案内及び購入は下記記事を参照ください。

事業復活支援金申請の注意点~「不備ループ」に陥らないために~(税込330円)

また、当事務所は業として支援金申請を行える行政書士として、これまでの事前確認、申請代行及び不備ループ対応の経験を活かし、事業者に合わせて申請上の注意点までサポートした事前確認を実施しています。
詳しくは下記記事をご参照ください。
事業復活支援金の事前確認(有料)

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