市民法務研究会 代表世話人 安平 一樹
さて、業務が立て込んでおりご報告が非常に遅くなりましたが、2023年4月15日(土)に千葉市民会館にて、「行政書士のための改正債権法講義」を実施しました。
本講義は、改正債権法施行前から複数回にわたり、私が行政書士の立場から膨大な改正債権法を整理するとともに、行政書士の実務及び行政書士倫理と組み合わせて解説してきたものです。
そして、本講義においては、令和2年4月1日の改正債権法施行(一部例外あり)から3年が経ったものの、約120年ぶりの大改正でありその内容が複雑多岐にわたるため、未だ法律家の間でも正確な改正点及び実務への影響が十分に理解されているとはいいがたい状況を踏まえ、骨子は従来と同様のまま、その内容をさらに洗練させたものとして展開しました。
本講義は電子書籍化することを参加者に伝えると、「書籍によりさらに詳述した内容を早く読みたい」等の希望を複数いただきました。
現在、最終調整中であり、改正前からの内容をようやく発表できる日が近づいてきました。
その際は、本サイトでもご案内致します。
なお、市民法務研究会は、千葉県行政書士会千葉支部公認の研究団体で、千葉支部会員に限らず他支部からも参加いただけます。
活動内容としては、相続・遺言や成年後見制度といった市民生活に関わりの深いテーマを中心に、行政書士業務全般について互いに研究発表を行うことで、表面的な理解を実務の場で使える知識に高めるべく研鑽しています。
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