2022年6月5日
ビジネス法務エグゼクティブ
(ビジネス実務法務検定1級)
特定行政書士 安平 一樹

不備ループに関する問い合わせは当職の「事前確認を受けた方・書籍を購入して申請した方限定」で受け付けています

当職は、一時支援金から月次支援金、事業復活支援金において登録確認機関となり事前確認を実施し、申請を業として行える行政書士として、これらの支援金の申請代行及び不備ループ対応の経験を活かし、事業復活支援金からは、特に「不備ループに陥らずに申請を通す」ことを意識して、事前確認から一貫して対策を実行してきました。
事業復活支援金における当事務所の事前確認

実際に当事務所の事前確認を受けた方からは、細部まで書類を確認し申請時の注意点を教示する姿勢に「想像以上だった」と高い評価をいただいています。

また、当事務所で事前確認を受けていない方向けに、電子書籍も執筆し発行しています。

【電子書籍のご案内】事業復活支援金申請の注意点~「不備ループ」に陥らないために~

そして、月次支援金において不備ループからの不給付決定を経験している事業者の申請代行も7件受任し、現時点で5者の申請が通り受給、1者が審査中、1者がこれから申請となっています。
当事務所の申請代行について

そのため、当サイトをみて、事業復活支援金で不備ループに陥った事業者から、不備ループ対応の相談・依頼が継続的にあります。
しかし、当サイトでも公表しているとおり、事業復活支援金の不備ループ対応は、当職の事前確認を受けた方に限定して行っています(相談対応は当職の書籍を購入して申請した方にまで拡大)。
というのも、不備ループに陥るかどうかは原則として最初の申請内容で決まり、その時点で適切な対処を欠いた結果のすべてを当職が背負うことはできないことによります。一時支援金・月次支援金で、当職の事前確認を受けていない方の不備ループ対応を受任しそれを痛切に感じました(逆に、一時・月次支援金で当事務所の事前確認を受けた方からの不備ループ対応の依頼は一切ありませんでした。もっとも、月次支援金では2件、不備ループの発生を確認しています。)。

また、現在、事業復活支援金における当事務所の事前確認を受けた事業者から不備ループが発生していないことから、当職は事業復活支援金に関しては、不備ループの内容を把握しておりません(一時支援金で当職の事前確認を受け、一時支援金・月次支援金全月分を受給している1事業者の事業復活支援金での不備ループ発生は確認していますが、対応を断念されたため内容の詳細は見ていません。)。
中には当事務所の事前確認を受けた方等に限定していることを知りながら不備ループ対応の問い合わせをしてきて、受任を断っているにも係わらず、一方的に電話で内容を話し続ける方もいたため、ある程度は事業復活支援金での不備ループ内容を知るに至りましたが、「予想どおり」のものであったということを理解したのみで、詳細までは把握しておりません。
そして、それを知らないままゴールすることが今回の目標となっています。

ただし、対応方針は基本的に月次支援金不備ループと同様と考えられます。
つまり、不備通知どおりに書類を準備し再申請することです。
詳しくは下記記事を参照し、各自の事例に合わせて検討ください。
「不備ループ」に関する解説記事(連載形式)

なお、不備ループに陥った原因に対処して再申請することも残された手段の一つかもしれません。

執筆者紹介

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